解決方法

昨日、インターンシップの担当をしている学生から 「この前教えてもらったソリューションフォーカスの考え方を実践したらグループ討議がうまくできました。」 とフィードバックをもらいました。 今までこの学生は、何か問題が起こると、 「なんでこんな風になってしまうのだろう?」と うまくいかない理由探しばかりをしてようなのですが、 そんなことに時間を割くよりは、 「どうしたらうまくいくか?」 ばかりを考えていったほうが、前に進みやすいという 「解決志向」であることの重要性について話しました。 ちょっと思考を転換するだけで、気持ちがポジティブになり、 グループ討議など、他人が関わる場面でもうまくいきやすくなります。 何かうまくいかないことがあったら、「ソリューションフォーカス」の考え方を 取り入れてみてはいかがでしょうか?
家族理論の実践編。今回解説するのは「解決志向アプローチ」です。

■ 家族の問題を解決する方法4

解決志向のアプローチ:
MRIの影響を受けながら、ド・シェーザーとキム・バーグを中心にミルウォーキーで生まれる。クライアントの問題を解決する援助というよりも、クライアントの解決能力を高める手伝いをする。

人間は問題を解決する技能をもっており、それをうまく活用する助けをすれば、問題は解決されると考える。問題とは直接関わらず、目的に向かって動きだすにはどんな資源を使ってどうするかが解決の目標となる。

よく使われる技法として「ミラクル・クエスチョン」と「例外の質問」 がある。


家族理論は今までにない問題のとらえ方で八方塞状態から抜け出すのに役立ちます。楽しみながら進めていきましょう。
家族理論の実践方法。今回は「家族の問題を解決する方法3」です。

■ 家族の問題を解決する方法3

2)具体的な問題を解決するアプローチ  
短期療法の展開:1970年代の初めMRIが提唱した3つの考え:

1)困難や問題は間違った「解決の試み」が維持され悪循環を生む。  

2)問題は家族の連合や境界おあり方の結果である。  

3)問題は問題解決の試みによって維持される。  

セラピストは目標を家族関係の再構成ではなく、変化が必要だと訴えられていることに焦点をあて具体的に、小さな変化として設定する。  

短期療法のセッション数は10回。月に一回から二回のセッションが多い。


家族理論はその優しい考え方で多くの行き詰った家族問題の対処に役立ちます。自分の能力を開花させていきましょう。
前回に続き家族理論を使った問題解決法です。

■ 家族の問題を解決する方法2

家族の構造にアプローチする:  
(1)世代間境界を明確にする  
世代間境界が明確でない→三角関係化、親代行、祖母が孫のしつけに加わっている可能性→子どものしつけに関する両親の合意と責任を強調、青年期の子どもの場合は、年齢にふさわしい行動を妨げないようにさせる。

セラピストが世代間境界を支持することは、メンバーがそれぞれ適切な位置を見出し、機能不全を起こしている関係を解除していくことに役立つ。  

(2)サブシステムとの同盟
セラピストが劣勢なサブシステム(両親VS祖父母と子ども、夫VS妻)と同盟関係を結び、システム内のパワーを再配分させ変化を起こさせる。

ミニューチンが服を一緒に脱いだり、煙草をふかしたりしたことが例として挙げられる。


家族理論は斬新でいたちごっとだった問題解決に役立ちます。恐れずに自分のよさが発揮できるよう得意な分野に集中していきましょう。
家族理論を具体的にどう解決に結び付けていくか?今日は「家族の問題を解決する方法1」です。

■ 家族の問題を解決する方法1

家族に変化を起こす方法:介入を次のいずれの方向からするかで異なったアプローチになる。

1)家族関係に変化を起こす→多世代理論と構造理論、2)解決したい具体的問題を解決する→短期療法  

1)家族関係を変化させるアプローチ  
■「ご家族をどう見ておられるのか教えてください」、「食事を始める前に、ご家族の皆さんがどのようにかかわり合っておられるかお話し願えますか」といった質問をすることで力関係を理解する。

■ ジェノグラムを活用する
ジェノグラムとは、ボーエンなど、多世代を重視する家族療法家たちが活用する三世代あるいは四世代にわたる家族関係システムの構造図。  

セラピストの関心と家族の状況によって使い分けるがポイントは、
1)家族関係を分かりやすく理解。
2)家族に変化を起こす重要な人は、血縁でなくても書き添える。


家族理論はユニークで楽しくなる考え方です。焦らずに一つずつマスターしていきましょう。